カーライフ

ブレーキパッド交換という5,000円以内でできる楽しくお得なDIY

イエローハットでのブレーキパッド交換工賃は?

基本的には

町工場<カー用品店<ディーラー

という順に作業工賃が高くなっていく。

カー用品店というのは、オートバックスとかイエローハットとか。

では、イエローハットでブレーキパッド交換を依頼した際の工賃はいくらだろうか?

イエローーハット公式ページから引用してきた。

左右二箇所の交換で6,480円~だ!

まあこんなもんだろう。これはディーラーとさほど変わらない金額だ。
しかしこの価格にはブレーキパッド代金はもちろん含まれていない。
ブレーキパッド自体は純正同等品から社外品まであり値段もピンキリだが、純正同等品で考えるとフロント左右で6,000円前後。

つまり合わせて1万円ちょい。なんだ、割と気軽に頼める金額だな。

となるか、

ああ、あんな簡単なことで工賃6,480円かかるのか・・・

どう感じるかは人それぞれだが、僕は自分で交換する派なのであんなことで工賃が・・・と思ってしまう。技術料というのはそういうものだがブレーキパッド交換に技術は不要だ。好奇心があれば交換できてしまう。

タイヤの脱着も含めて初心者がやっても1時間で済むし、ブレーキの構造も分かるし自分でメンテナンスすることによって愛着も湧く。そして6,000円近くものお金が1時間で浮くのだ。

10円、100円の差でスーパーをハシゴするささやかな節約に比べれば劇的な節約だ。昼飯を500円で済ますより、ブレーキパッドを自分で交換して1000円のランチを食べよう。ラーメンですら1,000円近いのですき家にしようか・・と日々悩むならブレーキパッドを交換して一気に6000円を浮かそう。

 

自分でやると高めに見積もっても総額5,000円以内で済む。

必要なのはブレーキパッド代だけ。アケボノ、日清紡、NTBなどの国内大手生産の純正ブレーキパッドがamazonでは3000円程度で売られているのだ。


NISSHINBO ( 日清紡 ) ブレーキパッド【 フロント用 】トヨタ プリウス / アクア PF-1567

上記はプリウス/アクアのフロントブレーキパッド左右セットの値段だ。安い!
ブランドも安心のブランド日清紡、文句なし。
交換する頻度は少ないがリアのセットだともう少し安く2,000円台になる。

ブレーキパッド トヨタ
ブレーキパッド スバル
ブレーキパッド 日産

こんな感じで車種問わず車検工場で使われている車検対応品ブレーキパッドが2,000円台~5,000円以内で見つかるだろう。
それより高い価格帯になるとスポーツ仕様などノーマルより性能が高いものが増えてくる。

 

ブレーキパッドは素人が交換してもいいのか?

ブレーキパッド交換というのは、したことがない人にとっては凄いことをやっているように思えるかもしれない。

素人が触れてはいけない部分を触る的な。
しかし実際はそんな大げさなものではない。

女子「明日はデート!ちょっとふっくらしたブラパッドに交換しちゃおう♪」

女子仲間「攻めるねw どれだけ盛るの~w」

女子仲間「何か期待してるんじゃないの~エロい~!」

 

男子「明日はデート!ちょっとガッチリ目のブレーキパッドに交換しておくか」

男子仲間「攻めるのかよw 耐フェード高めのやつなw」

イツキ「何かが起きそうな予感がするぜー!く~っ!」

のように日常会話の一コマに入ってきてもおかしくない程度のことだと思う。

どっかの知恵遅れのカテゴリーマスター「素人さんですか?ブレーキパッドを交換するには資格が必要なんですよ?それくらい調べてくださいね?(笑)」

という日頃のストレスをネット社会でぶつけるような回答を目にすることもあるが、正確には「生業として交換する場合は資格が必要」。しかし、自分の車のメンテナンスや友人のブレーキパッド交換を手伝うなどというのは法律違反ではない。本来、車の整備はユーザーがするものという前提があるのだ。重要保安部品であるブレーキも対象だ。

ブレーキパッドはいつも自分で交換しているが、車のDIYの中では割りと簡単な部類に入るというのが私感。ナビやデッキ交換のほうがよほど面倒くさい。

所要時間は慣れた人なら左右でも30分かからないくらい。
初めての人でも1時間あれば左右交換できると思う。
これはジャッキアップとタイヤ外しも含めての時間。

費用対効果は抜群だ!

 

ブレーキパッドの交換方法

どの車種も似たようなものだ。

タイヤさえ外せば、後はボルト一本を外すだけでブレーキパッドまでアクセスできる。

ボルト一本を外せば、ブレーキパッドを抑えているキャリパーがパカっと蓋のように開く。ボルトもネジと同じく反時計回りで緩む。画像の場合は裏側についたボルトなのでレンチを上にあげる方向に力を加える。

作業に手間取る可能性があるとすれば、そのボルト一本が固くて回らないということぐらいか。大きいボルトではないので、今まで回らなかったことはない。
普通の成人男子の体力なら問題ないと言える。踏みやすい位置にスパナを固定して蹴ってもいい。

ブレーキパッドを取り外すと現れる飛び出したシリンダーポッド。
これを押し戻してやらないと厚みのある新しいブレーキパッドは入らない。
こういった仕組みが分かるのもDIYの楽しみだ。

このようなピストンを押し戻す専用工具もある。
ピストンスプレッダーというのだが、何回でも使えるし1,500円前後からという安価なものなので一生ものということで買っておいてもいい。
てこの原理を利用してレンチなどで押し戻す人もいる。

丁寧にブレーキパッド交換方法を書いているサイトでは、「ピストンを戻す時にブレーキオイルが漏れることがあるのでボンネットを開けてブレーキオイルキャップを外し布で周りを覆う」という風に説明されている。個人的な話でサンプルが少ないが今まで一度も溢れたことはない。

新しいブレーキパッドをはめこんだ状態。

この後、上に持ち上げたキャリパーを元に戻してボルトを締めるだけ。

ブレーキパッドの面取りは今までの経験上必要ない。
面取りは鳴き防止のためなのだが、元から面取りされているブレーキパッドが増えたおかげだ。

またブレーキグリースは別に塗らなくても支障はないが、熱を満遍なく分散させるために塗ったほうがよいというくらいのものである。
薄い金具をぴったりとブレーキパッドに貼り付けることができるので、制振効果を狙っているものかもしれない。

あれば塗ったらいいし、手元にないなら塗らなくていい。
そもそも、交換時に見ると、何万キロも走ったブレーキパッドと金具の間のグリースなんて既になくなってしまっている。

ブレーキパッド交換後の作業で重要なのは走り出す前にエンジンをかけてブレーキペダルを何度も踏むことだ。交換したてのブレーキペダルはふわふわで、踏みごたえがなくブレーキが効かない。何度か踏むと当たりが出だす。4~5回くらいだ。念のため10回くらい踏んでおこう。

これをやらずに走り出すと、ブレーキを踏んだ瞬間「すか~・・・・」と抜けてブレーキが効かずパニクることは必至。地獄の足払いのように何度も踏み直せば数回目で効くが、走り出す前に必ずブレーキペダルのポンピングをやっておこう。

ブレーキパッド交換についてのあとがき

DIYで交換可能だとしても面倒くさいと思う人もたくさんいるだろう。

お金出してやってくれるならそれでいい、コーヒーでも飲みながら待っていればいいし。と。

もちろん、それもOKだ。

しかし個人的にはもったいない。

「俺の時給換算給与は1万円以上だ!」「昨日竹やぶで1億円拾った」というような人以外は自分でやったほうがだいぶオトクなのではないか。

20~30分で5000円稼ぐ給与水準の人はなかなかいない。

あと、自分でやると構造が分かるのも嬉しい。

興味がない人にとってはどうでもいいのだろうが、構造が分かっていると異常があったときに原因が探りやすいのだ。あと自分でやったほうが安心感もある。

「なんで止まるのか分からないけど、ブレーキペダルを踏めば止まる」というブラックボックス的な状態よりも、「ブレーキペダルを踏むと、油圧がかかりブレーキホースを通して圧力がシリンダーポッドにかかる。圧力がかかったシリンダーポッドがブレーキパッドを押し出しディスクローターとの摩擦によってブレーキがかかる」と分かっている方が安心だ。

ブレーキホースについても、自分でブレーキ周りを見たことがないとどれがブレーキホースなのかもわからないだろう。必要ないと言えばない知識かも知れないが、知ってて損はない知識である。

安全のために少し良いブレーキパッドにしてみようとか、ロータもついでに替えてみようとか。単なるメンテナンスにとどまらず楽しみも増えるかもしれない。

トヨタ車のブレーキパッド
スバル車のブレーキパッド
日産車のビレーキパッド

ブレーキパッドメーカーは国産純正品を製造してる大手、NTB、アケボノブレーキ、ミヤコなどを選択しておけば間違いない。それでも2,000円~から販売している。